ファームバンキングは、通信回線を通じて銀行と企業を結ぶシステムで「FB(エフビー)」と略されることもあります。通信手段には電話回線やISDN回線が利用されてきましたが、ISDN回線は既にサービスが終了しインターネット回線が利用されています。一方でインターネットバンキングはパソコンやスマートフォンなどから銀行口座を操作できるようになっており、個人・法人問わず利用することができるサービスです。これに対しファームバンキング(FB)では、専用のソフトウェアなどを通じ銀行にアクセスするため、一度に複数の銀行との複数取引を処理することができます。また、一般的にセキュリティ面でもファームバンキング(FB)の方が優位であると言われています。
なお、ファームバンキング(FB)では、ファームバンキングデータ(FBデータ)が利用されています。データは銀行共通の「全銀協フォーマット(全銀フォーマット)」により統一され、「入出金照会」「振込」「給与振込」などさまざまなサービスが提供されています。
弊社製品の保険代理店システム「i-Fit」では、このファームバンキングデータ(FBデータ)を取込、入出金金額と請求(返戻)の入出金照合(消込)に利用しています。