代理店勘定口座(代勘口座)は、保険代理店が保険契約者からお預かりした損害保険料(損保)を管理するための専用口座です。そのため、損害保険を取り扱っている保険代理店では必ず代理店勘定口座があります。乗合保険代理店の中には、保険会社毎に代理店勘定口座を複数用意している保険代理店もありますが、保険代理店の多くは複数の保険会社を1口座で管理しており、これを「一括保管総合表」を用いて保険会社毎の損害保険料をまとめて管理しています。
これ以外に保険代理店で取り扱う口座は、「自賠責用(自賠責保険料は損害保険料に含まれず、保険料の精算方法もことなるために用意)」や、「口座振込用(一つの団体契約等で、複数のグループ企業からの入金を1つにとりまとめるために用意)」など、用途や目的により入出金口座を用意しているようです。
このような代理店勘定口座以外の口座を、弊社では一般口座と総称して分類しています。なお、一般口座で受領した損害保険料は速やかに代勘口座に振り替える必要があり、これを「保険料預入または、預入(あずけいれ)」と呼びます。