そもそも、生命保険と損害保険では何が違うのでしょう。大きな違いは取り扱える保険商品が異なることです。これを分類しているのが「第1分野」「第2分野」「第3分野」になります。「第1分野」は「人を対象」とした保険(死亡保険、養老保険等)なので、生命保険会社が販売します。これに対し「第2分野」は「物を対象」とした保険(自動車保険、火災保険等)なので、損害保険会社が販売します。最後に「第3分野」ですが、こちらは「病気やケガを対象」とした保険(医療保険、介護保険、がん保険)になります。がん保険と聞くと生命保険会社をイメージしますが、「第3分野」については生命保険会社、損害保険会社ともに取扱いが可能な保険になっています。