損害保険、生命保険には個人や企業が契約者となる通常の契約(一般契約と呼称したりします)とは別に、団体契約や団体扱い契約があります。団体とある通り一定数の保険加入者が存在する(一定の要件を満たす)会社(団体・官公庁等)との保険契約になります。団体契約と団体扱い契約は言葉が似ているので混乱してしまうのですが団体契約の契約者は会社(団体・官公庁等)、加入者(被保険者)が会社に属する従業員・OB(OG)となり、保険証券(証券番号)は1本で管理されます。一方団体扱い契約の契約者は会社に属する従業員・OB(OG)各々となり、それぞれ保険証券(証券番号)は別々に管理されます。保険料は従業員・OB(OG)から、給与天引き(従業員の場合)や口座振替(OB(OG)の場合)により、会社(団体・官公庁等)が保険料を徴収することになります。このような保険料の徴収を行う業務が月次控除、チェックオフと呼称され、弊社製品の保険代理店システム「i-Fit」にも、保険料の徴収を行うことを目的としたチェックオフ機能が搭載されています。団体契約、団体扱い契約ともに、一定数の加入者(契約者)が存在する場合、保険料に団体割引が適用されるので従業員・OB(OG)には、各々保険に加入するよりは、保険料を抑えて加入できるかもしれません。